お任せした店舗デザイン

店舗デザインを手がける、B社を訪れたのは、実は、事前にお願いをしていたS社が、とんでもない仕事をしてくれたからだったのです。周囲の評判では、S社は、「安くて早いリフォームの大手」でした。10年前から、自宅兼、店舗で、雑貨店を営んでいますが、10年目のアニバーサリーとして、改装を決断致しました。雑貨店は、アンティーク家具に囲まれた、落ち着いた雰囲気の店内です。今ある雰囲気はそのままで、お得意様と談笑できるような、リビング的なスペースが欲しいと思ったのです。店舗デザインをお願いしたS社から、とても良い提案があったので、プロにお任せすれば間違いないだろうと、こちらからは、特別な注文は付けずに、S社の提案書どおりのリフォームを依頼しました。施工も問題なく進んでいるように見えたので、立ち入った干渉はせず、工事を見守っていました。その態度が、もしかしたら、S社の担当さんに、自由にやっても良いというスタンスに見えてしまったのかもしれません。こちらは、提案書がとても良いので、どうぞお任せしますといった意味合いだったのですが、そうではなかったようです。ある日、あるべきはずの棚が店内から消えていました。どこかに、移動をしているのだろうと思い、その時は、深くは考えませんでした。ですが、数日経っても、戻りません。さらにその数日後に、無垢素材であった棚に、ホワイトの塗装が塗られた状態で、忽然とあるではないですか・・・。目を疑いました。急いで、S社のデザイン担当さんの元へ連絡を入れると、一言、「ダメですか?」と返答がありました。ダメですかと聞く前に、なぜ、一言確認をしてくれなかったのか?と、責めてたてようと思いましたが、あまりのことでその意欲も沸きませんでした。S社には、その日限りで、店舗のリフォームから退いてもらい、その日までのS社からの請求金額は、きっちり支払いました。あまりにも勝手な行動であったので、相手にする気もおきませんでした。そんな訳で、訪れたB社の窓口で、今回の一連の話を済ませると、一言、「よく聞く話ですよ。S社さんは、安いこともあってか、依頼したお客様がクレームを躊躇することが多いそうなんです。安いからこんなものかなって思ってしまうそうです。業界では有名な話ですよ。」と、B社の受付をしてくれた男性スタッフが話をしてくれました。本来ならば、安いからといって、勝手な店舗デザインをしても良いとはなりません、おかしな話です。私個人の場合ですが、こういった、後悔をするシチュエーションは、店舗リフォームだけには留まらないことが多いです。SALEや見切り品で失敗しても、仕方がないと思っていませんか?時として「安い」イコール「お買い得」ではないのです。皆さんもどうぞ、「安さ」に弱いと自覚する方々は、お気をつけ下さい。リフォームのお直しは、時間も経費も倍かかりました。

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